平成20年度第二種電気工事士技能試験 出題はNO.7でした。
7月26日(土)、7月27日(日)両日に技能試験が行われました。受験なされた方は、ご苦労様でした。
すでに、解答例が公表されていますが、筆記試験と異なり、技能試験の場合は、解答を持ち帰ること(!?)が出来ないので、解答例での合否の判断は難しいかもしれません。
(筆記試験の場合は、問題用紙に解答を記入し、持ち帰ることが出来る。)
7月26日(土) 7月27日(日) ともに、公表されていた技能試験候補問題よりNO.7が出題されました。
タンブラスイッチとパイロットランプの配線は、通常やや複雑ですが、常時点灯なので、解り易かったかもしれません。
結果発表は、9月5日(金)で、通知書の発送は、9月9日(火)となっています。
ご参考
平成20年度第二種電気工事士技能試験 合否判定のための判断基準
電気的に致命的な欠陥又は施工上の重大な欠陥の主なもの
(1箇所以上あると不合格になります。)
T.全体共通部分
1.未完成
・未着手、未接続、未結線、取付枠の未取付
2.配置・寸法相違
・配線・器具の配置が配線図と相違
・配線図の寸法より著しく短い
・取付枠をタンブラスイッチ及びパイロットランプ部分以外に使用
3.回路の誤り
・誤接続、誤結線
4.電線の種類・ 色別の相違
・電線の種類が配線図と相違
・接地側電線に白色以外の電線を使用
・電源から点滅器、パイロットランプ及びコンセントに至る
非接地側電線に黒色以外の電線を使用
・電源からコンセント及びランプレセプタクルの接地側端子に至る
接地側電線に白色以外の電線を結線
5.電線の損傷
・ケーブル外装を著しく損傷
・絶縁被覆を折り曲げると心線が露出する傷
・心線を著しく損傷
U.電線相互の接続部分
1.接続方法相違
・リングスリーブ接続と指定した箇所をそれ以外の方法で接続
・差込形コネクタ接続と指定した箇所をそれ以外の方法で接続
2.リングスリーブ接続
・圧着工具の相違
・圧着マーク不適正、リングスリーブ本体を破損
・心線の挿入不足
・テープ巻が困難なもの、絶縁被覆を著しくむき過ぎているもの、
絶縁被覆の上から圧着
3.差込形コネクタ接続
・心線の挿入不足
・差込形コネクタの外部に心線が露出
V.ランプレセプタクルへの結線部分
1.心線の締め付け
・心線をねじで締め付けていないもの
2.絶縁被覆処理
・絶縁被覆の著しいむき過ぎ
・絶縁被覆の上から締め付け
3.ランプレセプタクルの台座
・台座の上からケーブルを結線したもの
W.埋込連用器具への結線部分
1.心線差込接続
・心線の挿入不足
2.絶縁被覆処理
・絶縁被覆の著しいむき過ぎ
X.その他
・支給品以外の材料を使用
施工上の軽微な欠陥の主なもの
(3箇所以上あると不合格になります。)
T.全体共通部分
1.電線の損傷
・ケーブル外装の損傷で致命的な欠陥に該当しない程度の傷
・絶縁被覆、心線の損傷で致命的な欠陥に近い程度の傷
U.電線相互の接続部分
1.リングスリーブ接続
・心線端末処理が適切でないもの
V.ランプレセプタクルへの結線部分
1.台座
・ケーブル外装が台座の中まで入っていないもの、台座を欠いたもの
・巻付けが不足、重ね巻、左巻、先端はみ出し、カバーが適切に締まらないもの
W.埋込連用器具への結線部分
1.取付枠の取付
・取付枠裏返し・ゆるみ、取付枠にスイッチ等の位置を誤って取り付け
X.その他
・器具を破損させたまま使用
欠陥としない主なもの
・取付枠の上下
・リングスリーブ、端子ねじ及び差込形コネクタの追加支給
スポンサードリンク
2008年07月28日
2008年07月20日
第2種電気工事士 技能試験 圧着工具(圧着ペンチ)の使用について。
圧着工具の使用そのものは、ポイントさえ掴めば難しくありません。
1.圧着する電線(種類、本数)より圧着スリーブの大きさ(小、中、大)を決める。
2.圧着工具のダイスを決める。
3.圧着する。
圧着接続の際のスリーブ、ダイス等は次の組み合わせになります。
スリーブ 電線、本数 ダイス(圧着マーク)
小 1.6x2 1.6x2 ( o ) *
小 1.6x3 小 ( 小 )
小 1.6x4 小 ( 小 )
小 2.0x2 小 ( 小 )
小 1.6x2+2.0 小 ( 小 )
中 1.6x3+2.0 中 ( 中 ) *
平成20年の技能試験候補問題より判断すれば “大”スリーブの使用は有りません。
又、大雑把な判断かもしれないのですが今回の試験に限り、*印以外は“小”スリーブ(ダイス小)を使用と考えるとよいかも知れません。

裸圧着スリーブ((E形)リングスリーブ)の例
管状の形をしていて、片方の端は末広がりになっています。
圧着工具は、工具箱内に入れる場合など、ダイス部分を閉めた状態で保管しています。
使用する場合、ダイスを開きますが、握りの部分を強く握ると“カチ”と小さい音をたてラッチが開き握りの部分も大きく開きます。

この状態では、片手のみで圧着工具を握ることが出来ません。握りの部分を両手であるる程度閉めて、片手でも使用できる様に握り部分の開き具合を狭めます。ラッチが働きこの状態を保持します。
接続する電線の被覆を20−30mm程度剥がしておきます。
要点:剥がす寸法は自分の親指の第一関節の長さを目安にすると、良いかもしれません(正確な寸法を、必要としない場合は、指、手の一部の長さを目安にすると良い。
そのつどメジャーを使用する必要が無いため、能率的と思います。)
接続する電線の導線部分にスリーブを“末広がりの端”側から挿入します。
要点:スリーブの大きさを確認。
圧着工具の所定のダイスの溝にスリーブを置き電線の導線部分がスリーブの“末広がりの端”側より数o程度の位置として、ダイスを閉め“カチ”と小さい音がするまで、締め切ります。
要点:1.ダイスの位置を確認して圧着
2.スリーブ内に電線の被覆が入らない様に圧着
ラッチがはずれてスリーブより圧着工具を外す事が出来ます。
要点:念のため圧着マークを確認
スリーブよりはみ出した導線部分(“末広がりの端”側の反対側)を数o程度残してペンチにて切断します。

欠陥とみなされる圧着(緑の文字の部分”圧着マーク”を除く)

重要:くどいようですが、圧着を間違えるとやり直しにかなりの時間と手間を要するので、圧着前にスリーブの大きさ、ダイスの位置に十分注意したほうが良いです。
1.圧着する電線(種類、本数)より圧着スリーブの大きさ(小、中、大)を決める。
2.圧着工具のダイスを決める。
3.圧着する。
圧着接続の際のスリーブ、ダイス等は次の組み合わせになります。
スリーブ 電線、本数 ダイス(圧着マーク)
小 1.6x2 1.6x2 ( o ) *
小 1.6x3 小 ( 小 )
小 1.6x4 小 ( 小 )
小 2.0x2 小 ( 小 )
小 1.6x2+2.0 小 ( 小 )
中 1.6x3+2.0 中 ( 中 ) *
平成20年の技能試験候補問題より判断すれば “大”スリーブの使用は有りません。
又、大雑把な判断かもしれないのですが今回の試験に限り、*印以外は“小”スリーブ(ダイス小)を使用と考えるとよいかも知れません。
裸圧着スリーブ((E形)リングスリーブ)の例
管状の形をしていて、片方の端は末広がりになっています。
圧着工具は、工具箱内に入れる場合など、ダイス部分を閉めた状態で保管しています。
使用する場合、ダイスを開きますが、握りの部分を強く握ると“カチ”と小さい音をたてラッチが開き握りの部分も大きく開きます。
この状態では、片手のみで圧着工具を握ることが出来ません。握りの部分を両手であるる程度閉めて、片手でも使用できる様に握り部分の開き具合を狭めます。ラッチが働きこの状態を保持します。
接続する電線の被覆を20−30mm程度剥がしておきます。
要点:剥がす寸法は自分の親指の第一関節の長さを目安にすると、良いかもしれません(正確な寸法を、必要としない場合は、指、手の一部の長さを目安にすると良い。
そのつどメジャーを使用する必要が無いため、能率的と思います。)
接続する電線の導線部分にスリーブを“末広がりの端”側から挿入します。
要点:スリーブの大きさを確認。
圧着工具の所定のダイスの溝にスリーブを置き電線の導線部分がスリーブの“末広がりの端”側より数o程度の位置として、ダイスを閉め“カチ”と小さい音がするまで、締め切ります。
要点:1.ダイスの位置を確認して圧着
2.スリーブ内に電線の被覆が入らない様に圧着
ラッチがはずれてスリーブより圧着工具を外す事が出来ます。
要点:念のため圧着マークを確認
スリーブよりはみ出した導線部分(“末広がりの端”側の反対側)を数o程度残してペンチにて切断します。
欠陥とみなされる圧着(緑の文字の部分”圧着マーク”を除く)
重要:くどいようですが、圧着を間違えるとやり直しにかなりの時間と手間を要するので、圧着前にスリーブの大きさ、ダイスの位置に十分注意したほうが良いです。
2008年07月14日
電気工事士試験 技能試験 圧着工具について。
圧着工具は、使用目的により多くの種類があるので、購入の際には注意が必要です。
技能試験にて指定されているリングスリーブ用圧着工具は、
規格がJIS C9711:1982・1990・1997 のものと定められています。
握りの個所が黄色に成っており(イメージを参照)、圧着の際、リングスリーブに “o,小、中、大”の文字がダイス部分により刻印(圧着マーク)されます。

古いタイプのリングスリーブ用圧着工具には、刻印(圧着マーク)ができない物があり技能試験には、使用出来ません。リングスリーブに刻印(圧着マーク)がないと重大欠陥となります。
リングスリーブ用圧着工具の、“1.6x2”と“小”の表示のダイスは共に小スリーブ用です。
1.6mmの電線を2本小スリーブで圧着する場合は、“1.6x2”と表記されている箇所で圧着します(刻印-圧着マーク-は“o”)。“小”の表示のダイスでは圧着してはいけません。重大欠陥になります。
この様な圧着は、圧着不良となり接触不良や、スリーブから電線が抜け落ちる危険があります。
接触不良:圧着箇所が加熱し火災を起こす可能性があります。
電線が抜け落ちる:漏電、短絡、感電事故が起こります。


付録 YouTube - 電線マン電線音頭
YouTubeで電線マン電線音頭の動画を見つけました。
http://jp.youtube.com/
この、音頭をご存知の方は、年輩の電工さん(工事現場では、電気工事士を“電工さん”と呼ぶ場合がある。)に多いと思います。
ちなみに
「ハーハッハッハッハッ。そうです遙か遠いニューギニアの火力発電所から100万ボルトの電線をひた走り、ただ今参上。日本の皆さん、私が電線マンです。」
この口上は、堀 勝之祐氏(声優)の吹き替えよるものです。
技能試験にて指定されているリングスリーブ用圧着工具は、
規格がJIS C9711:1982・1990・1997 のものと定められています。
握りの個所が黄色に成っており(イメージを参照)、圧着の際、リングスリーブに “o,小、中、大”の文字がダイス部分により刻印(圧着マーク)されます。
古いタイプのリングスリーブ用圧着工具には、刻印(圧着マーク)ができない物があり技能試験には、使用出来ません。リングスリーブに刻印(圧着マーク)がないと重大欠陥となります。
リングスリーブ用圧着工具の、“1.6x2”と“小”の表示のダイスは共に小スリーブ用です。
1.6mmの電線を2本小スリーブで圧着する場合は、“1.6x2”と表記されている箇所で圧着します(刻印-圧着マーク-は“o”)。“小”の表示のダイスでは圧着してはいけません。重大欠陥になります。
この様な圧着は、圧着不良となり接触不良や、スリーブから電線が抜け落ちる危険があります。
接触不良:圧着箇所が加熱し火災を起こす可能性があります。
電線が抜け落ちる:漏電、短絡、感電事故が起こります。
付録 YouTube - 電線マン電線音頭
YouTubeで電線マン電線音頭の動画を見つけました。
http://jp.youtube.com/
この、音頭をご存知の方は、年輩の電工さん(工事現場では、電気工事士を“電工さん”と呼ぶ場合がある。)に多いと思います。
ちなみに
「ハーハッハッハッハッ。そうです遙か遠いニューギニアの火力発電所から100万ボルトの電線をひた走り、ただ今参上。日本の皆さん、私が電線マンです。」
この口上は、堀 勝之祐氏(声優)の吹き替えよるものです。

